相模原市の障害者福祉支援施設の事件を見て。
2016.07.27更新
花屋の店先に並んだいろんな花をみていた
ひとそれぞれ好みはあるけどどれもみんなきれいだね
この中で誰が一番だなんて
争う事もしないで
バケツの中誇らしげにしゃんと胸を張っている
それなのに僕ら人間はどうしてこうも比べたがる?
一人一人違うのにその中で一番になりたがる?
そうさ 僕らは世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を咲かせることだけに一生懸命になればいい
小さい花や大きな花
一つとして同じものはないから
No.1にならなくてもいい
もともと特別な Only one
「世界に一つだけの花」
作詞/作曲 槇原敬之
昨日、通勤時の車中、ラジオのニュースで
相模原市の障害者福祉支援施設の事件を聞いた。
朝一番のニュースだったので詳細はまだ
分らないままでした。
夜、帰宅後にテレビをつけると全てのニュース番組が
同じニュースを取り上げていました。
ひとりの狂気が、何の罪もない人間を
真夜中の寝静まった時間に次々と傷つけて行きました。
まるで、道ばたに静かに咲く花を踏みつけるように・・。
犯行は僅かに1時間ほどだったそうです。
まるで別の国の話のように感じました。
自分の国で起きていることなんだと理解したとき
遅れて出てきた恐怖や悲しみが入り交じった
複雑な感情に胸が締め付けられました。
弱いものいじめはしちゃいけない。
抵抗できないものに手を上げてはいけない。
そう教えられて生きてきました。
だから、この事件を画面上で見ていると
「なんでだよ?」が頭の中をぐるぐる回ります。
それと同時に、被害にあわれた方々に
何も出来なくて申し訳ない。という気持ちを抱きます。
今はただ、望まない死を選ばされた19人の方の
ご冥福をお祈り申し上げます。
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