身体の不調とカリウム
2016.06.22更新
おはようございます。
3世代を笑顔に変える治療専門
高津区 武蔵新城の産後骨盤矯正優良院
K-Style整体院・かんだ接骨院
まごまご&たまごセラピストの神田です。
このところ梅雨らしい気候が続いていますね。
梅雨時は湿度が高くなりますが、ちょうどこの頃に
身体の不調を訴える方が増えます。
雨や台風の日は、低気圧が中心となり、身体の神経機能、
特に自律神経が乱れます。
自律神経の乱れによって、身体のあらゆる箇所に不調が現れ、
身体が重く感じたり、ダルくなったり、やる気がでなかったり、
下半身を中心にむくみが酷くなったりします。
このような「湿気」が原因で起こる体調不良を
東洋医学では『湿邪』(シツジャ)といいます。
湿度が高い他、濡れたものを長時間着ている、水中で作業する、
雨に当たることも湿邪の要因となります。
湿気が多いと汗腺(汗が出る箇所)が覆われ汗が出にくくなり、
体内に水分が溜まっていきます。
水を吸ったスポンジが重くなるように、身体も重くなり、
関節が痛くなることもあります。
このように湿邪とは体内に水分が溜まり、うまく排出されず
血液循環が悪くなる状態であり、
この湿邪により様々な不調が起こります。
出来れば避けたい湿邪ですが、食生活の改善により
不調を和らげることが出来ます。
大事なことは身体に必要な成分である「ミネラル」
そのなかのひとつ「カリウム」を上手に摂ることです。
カリウムには、身体の余分な水分コントロールし
排出するという機能があります。
カリウムを摂取することで身体に不調を起こす
湿邪を外に追い出すことが出来るのです。
では、どんな食材にカリウムが多く含まれているでしょうか。
野菜類:切り干し大根・とうがらし・かんぴょう・パセリ
果物類:干しぶどう・アボカド・干し柿・プルーン・バナナ
海藻類:こんぶ・わかめ・ひじき
豆類 :大豆・きな粉・納豆(ひきわり)
その他:干ししいたけ・きくらげ
上記の食材は特にカリウムの含有率の高いものを
順にあげています。こう見ると、
和の食材が多いことに気がつきますね。
どうしても洋食中心になりがちな現代の食生活。
昔ながらの和食にすることで、この時期に起こる身体の不調を
改善できます。
みなさんもどうぞお試し下さい!
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